月次支援金の申請が開始されました
緊急事態措置やまん延防止等重点措置による飲食店の休業・時短営業、外出自粛等の影響で、
売り上げが50%以上減少した中小法人などに月額上限20万円、個人事業主などに月額上限10万円を給付する
「月次支援金」の申請受付が、本日始まりました。
一時支援金を申請された事業者さんはそのままのID,パスワードでマイページにログインして申請することが可能です。
私が事前確認をさせていただいた事業者さまには「ID,パスワードなくさないで下さいね」とご案内しましたが、
皆様、ちゃんと控えていらっしゃるでしょうか。
さっそくお客様の月次支援金の申請をしてみましたが、一時支援金の画面と同じように見えて
マイナーチェンジされている部分がいくつかありましたのでご紹介します。
まずは簡単申請か基本申請か選択
ここで注意しなければいけないのが、「一時支援金を申請したから簡単申請」というわけではないところです。
一時支援金の申請の際に2021年の売上と比較する「基準年」を2019年or2020年で選択できるのですが、月次支援金の基準年を変更したい場合は基本申請にチェックを入れる必要があります。
つまり、 一時支援金は2020年の売上と比べた差額を支給申請したけど、月次支援金は2019年の売上との差額を申請したいという場合には簡単申請は使えません。
『えっ!また初めから書類添付しなきゃいけないの?!』
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
一時支援金の際に添付されていた各種書類は申請画面ではすでに添付された状態で反映されれいて、再度添付する必要はありませんでした。
宣誓・同意事項のチェックボックス
宣誓・同意事項のチェックボックスにチェックを入れる際に、毎回ウィンドウが開き確認ボタンを押す必要があります。
大した手間ではありませんが、13項目ありますので少し面倒だなと思われるかもしれません。
取引先区分
なぜか取引先区分が X、Y、Z になっています。
よく読めばもちろん意味は分かりますが、一時支援金の際の表現の方が分かりやすかったような気もします。
並んでいる順番は変わりませんので、前回申請時にチェックした欄と同じところにチェックして進みます。
取引先情報
さて、ここから先が少し手間です。
2019年の取引先(1)(2)
2020年の取引先(1)(2)
2021年の取引先(1)(2)と、合計で4つも取引先を入力することが必要です。
必須項目なのでスキップして次のページに進むことはできません。
BtoCで個人のお客さんしかいないという事業者さんは、仕入れ先の業者や、
それすらない場合は家賃や水道光熱費の支払先を記入してくださいとのことです。
「例えば普段は取引先業者との売上があるが、2020年の4月だけ身体を壊していて売上0円という場合はどうしたらいいですか?」と問い合わせたら、
「その場合は普段恒常的に取引している業者さんの情報を入力して下さい」とのことでした。
(※あくまで弊所の問い合わせに対するコールセンターの回答です。各自不安な場合は確認して下さい)
一時支援金の時はBtoCの事業者さんは取引先欄は空欄で出すことができましたのでこれは少し面倒です。
売上
次にご面倒なのは売上入力ですが、簡単申請でも基本申請でも以前に入力して頂いた数字は残っていますので再度入力する必要はありません。
2021年の4月、5月は前回入力していませんので、忘れないように入力してください。
この時に、簡単申請を選んだ方は「基準年」のところがグレーアウトされていて選択することができません。
基準年を変更したい場合は一番最初のところで基本申請を選んでください。
あとは売上台帳、宣誓・同意書を添付して申請するだけです。
色々と変更している部分もあって最初は戸惑われるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単ですね。
6月分の申請は7月1日スタートの予定ですので、その際にはスムーズに申請まで進まれますように、今回の申請手順を覚えておいて下さい。
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